施術の進め方と好転反応について

問診を含めた診察により、初回の治療で症状が軽減されることも多いですが、基本的には3回から5回ほど治療を続けて様子を見ていくことが必要になります。もし効果が見られない場合には、別の治療が必要となりますのでそのご提案をいたします。

自律神経の乱れや仙腸関節の不具合からくる症状については、好転反応がでる場合があります。

長い間、症状を我慢して過ごすと、脳(体)が「その状態を正常である」と覚えてしまいます。そのため、治療を受けて正常な機能に近づけるとかえって「調子が悪くなった」と感じることがあります。しばらくすると脳(体)が正常な状態を認識できるようになってその違和感はなくなります。その時期が過ぎると体が正常な状態を維持できるようになりますので、今度は少しでも体が治療前の状態に近づくと「調子が悪くなった」と感じられるようになります。それは「体がそれを察知できる正常な状態にもどった」ということです。こうしたことを何度か繰り返して、体質が改善されていきます。もちろん違和感、不調を感じられたらすぐにご相談ください。

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