自律神経の乱れ、仙腸関節の不具合からくる諸症状は、ともに血管や、筋肉の緊張を緩めることで改善されます。そのためには血管や筋肉に貯まった疲労物質を取り除き、体に自然に備わった異物排除の機能が正しく働くように促す必要があります。当院ではこうした慢性症状、打撲、捻挫、脱臼、骨折、挫傷などの外傷、または外傷をがきっかけとなって起きた自律神経の乱れや仙腸関節の障害を、手技と最新機器を使って緩和し、回復を助けていきます。
なお、機器による治療はほとんどが自由診療(健康保険が適用されない診療)となりますが、施術の前に必ず料金の説明をしますのでご安心ください。
①ウォーターベッド
このベッドに横たわるだけで、全身を水に浸したのと同じ効果があります。水圧によるマッサージの効果があり、体の奥深くまでほぐれます。全身の血行がよくなり、お風呂に入っているときと同じように、温かくてゆらゆらする気持ちよさを感じられます。ストレス解消にも効果があります。
機器名:アクアタイザー QZ-220 ヒラタメディカル株式会社ホームページより転載
②近赤外線治療
近赤外線(体の奥まで届く赤いあたたかい光)を必要な箇所に当てて血行を良くして症状を緩和します。
首の星状神経節にあてると自律神経を安定させます。関節痛や神経痛では、痛むところに直接当てます。自律神経の乱れからくる不調を改善する効果があります。
治療前と治療後に手の表面温度を測ってみると治療後、上がっていることが分かります。
機器名:スーパーライザーPX ヒラタメディカル株式会社ホームページより転載
③高周波治療器
人は、体内で弱い電気を出しています。これは「生体電気」または「生物電気」と言います。脳や内臓や筋肉などあらゆる部分から出ていますが、この生体電気に異常があると体にも異常が現れます。
高周波治療器では1万Hz以上の高い波動の電気を流すことで、筋肉を伸縮させて血液を送り出す作用があり、これを繰り返すことで血行を改善し、筋肉の働きを回復して痛みを和らげます。高周波は主に体の深層部に作用します。
機器名:スーパーテクトロンHX606 ヒラタメディカル株式会社ホームページより転載
④牽引治療
手足や首、腰などを引っ張って、骨折や脱臼を整復したり、関節の痛みを和らげたりします。脊椎症(頚椎、腰椎など)や椎間板ヘルニア、その他脊椎に起因する症状の緩和のためにも行います。
機器名:スーパートラック ST2CL ヒラタメディカル株式会社ホームページより転載
⑤干渉波治療器
干渉波治療器では、1,000Hz以上の波動の電気を流します。筋を収縮させ、そのポンピング作用によって血行を良くして、筋肉の働きを回復させ、痛みを和らげます。
機器名:クリオス アンフィニ SD-5512 ヒラタメディカル株式会社ホームページより転載
⑥SSP
SSP電極を体の「ツボ」に置いて低周波の電気を流します。鍼治療とほぼ同じ効果があります。
機器名:アスピア ヒラタメディカル株式会社ホームページより転載
⑦レボックスと超音波治療器のコンビネーション
レボックスという機器で痛むところの損傷した部分と、その大きさが分かります。その部分に超音波治療を行います。
超音波治療器は血行を改善して痛みを和らげる温熱効果と、細胞膜を活性して炎症を治りやすくしたり、むくみを軽減したりする非熱効果と2系統の使い方を使い分けて治療します。
機器名:レボックス(マイクロアンペア治療器)とフィアクションU(超音波治療器)
⑧圧力波治療器
当院では、日本国内でも導入しているところが少ない、圧力波治療器を使った治療を行っています。最も痛む部分にポイント圧力波を使って集中的に治療した後、圧力波と同時に振動を加えて患部周辺をほぐし、さらに振動によって全体を刺激していきます。この3段階の施術で痛みを和らげ、筋疲労の早期回復を助けます。
機器名:フィジオショックマスター 酒井医療株式会社 フィジオ事業部ホームページより転載